Webデザイナーは、様々なソフトを駆使しながら作業を行います。
ただ、Webデザイン関連のソフトには様々な種類がありますので、
「どれを使えばいいの?」
「おすすめはどれ?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、Webデザイナーが自分に合ったソフトを選ぶコツや、初心者におすすめのソフトについて詳しく解説していきます。 ソフト選びに悩んでしまい、業務効率が低下してしまっている方は、是非参考にしてみてください。
Webデザイナーが自分に合ったソフトを選ぶコツ
冒頭でも解説したように、Webデザイン関連のソフトには様々な種類があり、それぞれで特徴が大きく異なります。
以下、無数にあるソフトの中から自分に合ったソフトを選ぶためのコツやポイントについて詳しく見ていきましょう。
Webデザイナーが自分に合ったソフトを見つけるためには、機能性を重視することが大切です。
それぞれのソフトで使える機能が異なりますので、自分に合った機能が搭載されているソフトを探していきましょう。
Webデザイン関連ソフトの中には、無料のソフトと有料のソフトがあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、本格的にWebデザインに挑戦するのであれば、最初から有料のソフトを選んだ方が良いです。
ただ、最初からあまりにも高額なソフトを使ってしまうと、機能を使いこなせなかったり、ソフト利用料分だけ赤字になってしまったりすることもありますので、予算と相談しながら決めていきましょう。
Webデザイン関連ソフトには、初心者向けのもの、中級者や上級者向けのものがあります。
これからWebデザインを始める方や、Webデザイナーになって間もない方は、できるだけ直感操作が可能な初心者向けのソフトを選ぶのがおすすめです。 初心者が複雑な操作方法のソフトを選んでしまうと、Webデザインという仕事に対してネガティブなイメージを持ってしまう可能性が高くなりますので、楽しみながらサクサク操作できるソフトを探していきましょう。
Webデザイナー初心者におすすめのソフト10選!
では次に、Webデザイナー初心者におすすめのソフトをいくつか紹介していきます。
Adobe illustratorは、WebデザインをはじめとするWeb制作全般に役立つソフトです。
ロゴの作成やアイコン、イラストパーツなどの作成を行えるため、幅広く活動していきたいと考えている方に最適と言えます。
イラストの作成はイラストレーターの仕事であり、厳密に言えばWebデザイナーの仕事ではありませんが、ロゴの作成やアイコン作成はWebデザイナーが担当することもあります。
Adobe illustratorを使えるようになれば、アイコン作成やロゴ作成の仕事も巻き取れるようになりますので、効率的に稼げる可能性が高くなるのです。
Adobe Photoshopは、写真を加工するソフトというイメージが強いですが、その他にも様々な機能を持ち合わせています。
例えば、
- 写真の補正
- 切り抜き
- リサイズ
- Webバナーの作成
- Webページのデザイン
なども、Adobe Photoshopで行えますので、Webデザイナーにとっても重要なソフトと言えるのです。
Adobe Dreamweaverは、ページのプレビューを表示しながらコーディングを行えるソフトです。
プレビューを見ながら操作が行えれば、いちいち画面を移動してプレビューを表示する必要がなくなりますので、業務効率がグンっと向上します。
Webデザインに限らず、Web制作の現場では、Adobe Dreamweaverが標準ソフトとして使用されていますので、早い段階で操作に慣れておくことをおすすめします。
GIMPは、かなり前から人気を集めているオープンソースの画像加工ソフトです。
このソフトを活用することによって、イラスト作成から写真の加工まで、幅広い作業が行えるようになります。
レイヤー機能やパス機能など、かなり便利な機能が多数搭載されているため、
「ストレスを軽減しながら作業を行いたい」
「よりクオリティの高いデザインに仕上げたい」 という方に最適です。
Inkscapeは、illustratorにも劣らない利便性の高いソフトです。
イラストやロゴ制作に最適な機能が多数搭載されていて、illustrator同様ベクター画像を扱うこともできます。
海外のサイトにはなりますが、チュートリアルが日本語にも対応しているため、初心者にも最適です。
こう聞いて、
「illustratorと同じならわざわざInkscapeを使う必要はないでしょ?」
と考える方もいるでしょう。
ただ、illustratorの利用には料金がかかりますが、Inkscapeは何と無料のソフトとなっているのです。 中には、illustratorではなく、あえてInkscapeを使って仕事をしているWebデザイナーもいますので、コストを抑えたいと考えている方は是非試してみてください。
Canvaは、ブラウザ上で利用できる写真加工ソフトです。
既に用意されているデザインテンプレートを組み合わせれば、初心者でも質の高い写真加工が行えます。
また、
- ブログのアイキャッチ画像
- 名刺作成
- ヘッダー画像作成
なども行えますので、非常に利便性の高いソフトと言えます。
PhotoScape Xは、直感操作が可能な写真加工ソフトです。
写真加工ソフトの中には、操作方法が若干複雑なものもあり、初心者がいきなりこのようなソフトを使うと挫折する可能性が高くなります。
PhotoScape Xを使って、ある程度慣れてきた段階でより本格的なソフトに移行することによって、モチベーションを維持しながら写真加工技術も高められるようになるのです。 PhotoScape Xの公式サイトには、様々なチュートリアル動画が掲載されていますので、これからWebデザインを始める方は是非試してみてください。
Sketchは、Webデザイン現場において非常に知名度が高いソフトです。
Webデザイン全般業務だけでなく、
- 企画書作成
- プレゼン資料作成
なども行えますので、フリーランスでWebデザイナーをしている方にも最適と言えます。 ただし、このソフトはMacでしか利用できず、尚且つ月額99ドル(30日間は無料)がかかってきますので、慎重に検討していきましょう。
Figmaは、複数のデザイナーと協力して仕事を進めている方におすすめのソフトです。
なぜなら、情報を複数のデザイナーで共有しながら作業を進められるからです。
非常に便利な機能、特徴を兼ね備えていながら、無料で利用できますので、独立したばかりのWebデザイナーや副業Webデザイナーにも最適と言えるでしょう。 ただし、無料版は使える機能に制限がかかったり、共有できる人数に制限がかかったりしますので、本格的に利用する際は有料版に切り替えることをおすすめします。
Affinityは、Adobe製品と非常によく似た特徴を持つソフトです。
こう聞いて、
「それなら王道のAdobeソフトでいいでしょ」
と考える方もいると思いますが、AffinityはAdobeに比べて価格が安く、3,000円の買い切り型となっていますので、コスパを重視している方には最適と言えます。 Adobe製品に比べると知名度はそこまで高くありませんが、利便性が高く、コスパに優れていることは間違いありませんので、気になる方は是非一度試してみてください。
まとめ
Webデザイナーが業務効率を向上させるためには、利便性の高いソフト、自分に合ったソフトを利用する必要があります。
とはいえ、Webデザイン関連ソフトには様々な種類があり、それぞれで特徴が大きく異なりますので、
「どれを選べばいいの?」
となってしまいますよね。
そのような方は、今回紹介したことを参考にしながら、自分に合ったソフトを絞り込んでみてください。