Webデザイナーに興味を持っている方の中には、
「どんな働き方があるの?」
「一番おすすめの働き方はどれ?」
という疑問を抱えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、Webデザイナーの代表的な働き方と、それぞれのメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。
Webデザイナーの代表的な働き方
Webデザイナーの代表的な働き方は、
- 正社員
- 派遣
- アルバイト、パート
- フリーランス
上記4つです。
それぞれでメリットやデメリットが大きく変わるため、事前にリサーチをしたうえで、自分の目標や考え方に合っている働き方を選択しなければなりません。
正社員Webデザイナーのメリット、デメリット
まずは、正社員Webデザイナーのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
正社員Webデザイナーのメリットは、
- 給与が安定していること
- 福利厚生が充実していること
上記2つです。
正社員は企業に雇われる働き方ですので、給与や福利厚生が充実しています。
毎月決まった日に決まった金額の給与が振り込まれ、既定の福利厚生を利用できるため、安定を求めている方には最適と言えるでしょう。
正社員Webデザイナーのデメリットは、
- 年収水準が低いこと
- 自由な働き方ができないこと
です。
正社員Webデザイナーは、固定給で働くことが多いため、高額報酬を得たいと考えている方にはあまりおすすめできません。
また、Webデザイナーはパソコンとソフト、Wi-Fi環境があれば仕事が行えるため、本来は自由な働き方を実現しやすい仕事です。 ただ、正社員になった場合は、決められた日の決められた時間に出社しなければならないため、自由な働き方や自由な生き方にこだわっている方にも向いていないと言えるでしょう。
派遣Webデザイナーのメリット、デメリット
では次に、派遣社員として働くWebデザイナーのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
派遣Webデザイナーのメリットは、
- 高い時給で働けること
- 人間関係の悩みを軽減しやすいこと
です。
Webデザイナーに限った話ではありませんが、派遣社員は比較的時給が高くなりやすいため、効率的に稼ぎたいと考えている方に最適と言えます。
また、派遣社員は正社員と違ってずっと同じ企業で働くことがないため、人間関係の悩みを軽減しやすいです。
派遣Webデザイナーのデメリットは、
- 企業の福利厚生を使用できないこと
- 同じ企業で働き続けられないこと
です。
派遣社員は、派遣会社の福利厚生を使用することになりますので、派遣先の福利厚生が充実していたとしても、それを使用することはできません。
また、派遣社員はどれだけ長くても3年までしか同じ企業で働くことができませんので、
「1つの企業で働き続けたい」
と考えている方には向いていない働き方と言えるでしょう。
アルバイト、パートWebデザイナーのメリット、デメリット
では次に、アルバイト、パートWebデザイナーのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
アルバイト、パートWebデザイナーのメリットは、融通が利きやすいことです。
アルバイトやパートの場合、シフト制で働くことが多いため、ワークライフバランスを重視したいと考えている方に最適と言えます。
アルバイト、パートWebデザイナーのデメリットは、責任重大な仕事を任せてもらえない可能性が高いことです。 基本的には、正社員デザイナーのアシスタントとして活動する形となり、
- 素材作成
- 素材撮影の補助
- 各素材のチェック
などが主な仕事内容となります。
もちろん、実力によってはコーディングなどの重要な作業を任せてもらえるようこともあるのですが、基本的には補助作業、サポート業務がメインとなりますので覚えておきましょう。
フリーランスWebデザイナーのメリット、デメリット
では最後に、近年注目を集めているフリーランスWebデザイナーのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
フリーランスWebデザイナーのメリットは、
- 頑張れば頑張った分だけ稼げること
- 自由な働き方を実現できること
- 案件やクライアントを選べること
上記3つです。
フリーランスは固定給ではなく出来高制の働き方ですので、頑張れば頑張った分だけ稼げます。
また、仕事をする日、休む日なども全て自分で決められるため、自由な働き方を実現したいと考えている方にも最適です。 さらに、受ける案件や、一緒に仕事をするクライアントなども自分で選べるため、ストレスフリーの働き方、人生を実現したいと考えている方にもピッタリと言えます。
フリーランスWebデザイナーのデメリットは、
- 収入が安定していないこと
- 社会的な信用が低くなりやすいこと
- 保障が少ないこと
です。
フリーランスは出来高制となりますので、仕事があればたくさん稼げますが、一切ない場合は0円です。
収入は月によって変動しますので、安定を求めている方にはあまりおすすめできません。
また、フリーランスは収入が安定していないこともあり、社会的な信用が低くなりやすいです。
場合によっては、ローンの審査、カード発行の審査に落ちてしまうこともありますので注意しましょう。 さらに、会社員のように充実した福利厚生がなく、体を壊したりケガをしたりして働けなくなった場合、必然的に収入が0になりますので、事前にこのようなリスクに備えておかなければなりません。
まとめ
Webデザイナーの働き方には様々な種類があります。
それぞれでメリットやデメリットが異なりますので、事前にリサーチを行った上で、自分に合った働き方を見つけていきましょう。
自分に合っていない働き方を選択してしまうと、Webデザインの仕事は好きでも、働き方や条件に不満や不安が出てきてしまい、モチベーションが低下する可能性が高くなりますので注意してください。