Webデザイナーに興味を持っている方の中には、
「Webデザイナーって大変じゃないのかな?」
と考えている方もいるでしょう。
Webデザイナーには様々な魅力がありますが、仕事である以上大変なことや辛いこともあります。
そこでこの記事では、現役Webデザイナーが辛いと感じること、辛いと感じた時の対処法について詳しく解説していきます。
Webデザイナーが辛いと感じることって何?対処法は?
では早速、Webデザイナーが辛いと感じることと、その対処法について詳しく見ていきましょう。
Webデザイナーをはじめとするクリエイティブ職は、常に納期に追われます。
案件が1件や2件程度であれば問題ありませんが、5件、10件になってくると毎日が納期のような状態になってしまうため、精神的に追い詰められる可能性が高くなります。
このようなトラブルを防ぐためには、できるだけ納期に余裕を持たせることが大切です。
中には、
「明日までにお願い」
「3日でお願い」
というように、極端に短い納期を設定してくるクライアントもいますが、無理に引き受けると後悔しますので、全体のバランスを考慮しながら納期を交渉していきましょう。
フリーランスWebデザイナーの中には、労働時間が長いことに対して辛いと感じている方もいます。
フリーランスは会社員と違って、働く時間や曜日を自由に決められます。
ただ、抱えている案件が多い場合、先ほども解説したように納期に追われるため、毎日夜遅くまで仕事をするケースもあるのです。
労働時間の悩みを解消するためには、
・単価交渉をする
・休みを作る
・メリハリを持って仕事をする
上記3つのポイントを意識することが大切です。
フリーランスは自己管理が物凄く重要になってきますので、自分で自分を律しながら仕事を進めていきましょう。
Webデザイナーは、クライアントの希望や要望を汲み取ってデザインを作り上げる仕事です。
中には、
・言っていることが二転三転するクライアント
・無理難題を要求してくるクライアント
などもいます。
このようなクライアントに当たってしまうと、体力的にも精神的にも疲弊してしまいますので、少しでも違和感があった場合は、そのクライアントからの依頼を断るようにしましょう。
Webデザインに限らず、Web界隈は情報の移り変わりスピードが物凄く早く、新しい技術が毎年登場します。
Webデザイナーは、これらの変化に臨機応変に対応していかなければならないため、
「知識が追いつかない・・・」
と悩んでいる方も多いです。
ただ、これはクリエイティブ職の宿命とも言えますので、インプットとアウトプットを繰り返し、常に最新レベルの知識を身につけておきましょう。
フリーランスWebデザイナーにとっての最も大きな悩みは、
「仕事がない・・・」
ということです。
仕事がないということは、当然報酬も発生しないということになりますので、精神的にかなり追い詰められます。
フリーランスは頑張った分だけ稼げますが、仕事がなければ報酬は0円ということになりますので、このようなトラブルを防ぐためにも、日ごろから営業活動を行っておきましょう。
辛いことばかりではない?Webデザイナーならではのやりがいとは?
ここまでの解説を見て、
「やっぱりWebデザイナーになるのは諦めようかな・・・」
と考えた方はたくさんいると思いますが、Webデザイナーには辛いことや大変なことだけではなく、やりがいもたくさんあります。 以下、Webデザイナーならではのやりがいをいくつか紹介していきます。
Webデザイナーに限った話ではありませんが、フリーランスはやればやった分だけ稼げる働き方です。
そのため、
「今よりも収入を増やしたい」
「自分の限界に挑戦したい」
と考えている方には最適と言えます。
Webデザイナーとして実績を積むことによって、クライアントから信頼されやすくなりますので、高単価案件を受注しやすくなります。
高単価案件を複数受注できれば、今よりも少ない稼働で高額報酬を得ることも可能になりますので、非常に夢のある仕事と言えるのです。
自分の制作物が実際に使用されるということも、Webデザイナーの大きなやりがい、魅力と言えるでしょう。
自分が一生懸命仕上げたデザインが、企業のホームページなどで使われれば、言葉にならないほどの喜びや感動を味わえます。
まとめ
Webデザイナーにはたくさんのやりがいや魅力がありますが、仕事である以上は大変なことや辛いことも出てきます。
ただ、今回紹介した対処法や対策法を理解しておくことによって、クライアントとのトラブルやフリーランスならではの悩みや不安を解消しながら仕事を行える可能性が高くなります。