いざ、Webデザインを作ろう!と思っても、これまでWebデザイン作成をしたことのない方は、どうしたらいいのか分からないでしょう。
そこで今回は、Webデザイン作成の進め方と、魅力的なWebデザインを作成するためのコツをご紹介します!
Webデザイン作成の基礎知識を知りたい方や、これからWebデザイナーを目指したい方はぜひ参考にしてくださいね。
Webデザイン作成まで手順
まずは、Webデザイン作成に入るまでの進め方についてご紹介します。魅力的なWebデザインを作成するためには、最初の準備が肝心です!
いきなりデザインするのではなく、まずは全体像を把握することが大切です。クライアントと打ち合わせをする中で、下記要点を抑えるようにしましょう。
Webサイトには、それぞれ目的があります。「購入してほしい」「問い合わせをしてほしい」「ブランドイメージをアップしたい」など、クライアントに確認してみましょう。
目的と合わせて訴求したいものもあるはずです。「この商品を売りたい」「こういった内容で問い合わせてほしい」「こういうブランドだと伝えたい」など、これらもクライアントに確認しましょう。
どのような人に見てほしいWebサイトか、ターゲットを明確にすることも大切です。
「ペルソナ」を設定することがおすすめです。ペルソナとは、ターゲットよりもさらに具体的な人物像のこと。
ペルソナがあることで、より具体的なWebデザインがイメージしやすくなります。
Webサイトの参考になるものをいくつか見つけることがおすすめです。
コピーするのではなく、良いと思ったところを参考にするといいでしょう。
クライアントと参考サイトを擦り合わせることで、制作してから「こういうイメージではなかった」といったズレを防ぐこともできます。
ワイヤーフレームとは、Webサイトの設計図のことです。何をどこに配置するか?どのようなページを作成するか?明確にしておくことで、完成イメージがつきやすくなります。
魅力的なWebデザイン作成のコツ
それではいよいよ魅力的なWebデザインを作成するコツをご紹介します。
ファーストビューとは、ユーザーがWebページを見たときに最初に表示される部分であり、スクロールせずに表示されるところまでのことを指します。
ここでユーザーを引き付けられるかどうかが、離脱しないかの分かれ道! 魅力的な画像やインパクトのあるキャッチコピーなどを配置しましょう。
実績などがある場合は、それを入れることもおすすめです。
配色はシンプルにした方がいいしょう。多くの色を入れると文字が読みづらく情報を得づらいWebサイトになってしまいます。
メインカラーを1色決め、それと相性の良いカラーを2色ほどに揃えるといいでしょう。
メインカラーは、クライアントのコーポレートカラーやブランドイメージカラーにすることがおすすめです。
文字ばかりのWebサイトは離脱されやすくなっています。
写真やイラスト・グラフィックを随所に配置するようにしましょう。
商品写真やスタッフ写真などは、ユーザーが行動を起こすかどうかを決める重要なものになるため、プロのカメラマンに依頼することもおすすめです。
強調表現を活用しましょう。例えば、文字の中で重要なところは太字にしたり色をつけたり、「ここを見てほしい」というところがあればアイコンなどで視線を誘導したりすることもいいでしょう。
ただし、多用しすぎると見づらいWebサイトになってしまうため、強弱のバランスが大切です。
「私にしか作れないWebデザインを作成するぞ!」という意気込みは素晴らしいのですが、最初からオリジナリティを求めすぎるのは難しいところ。
多くのWebデザインが、他のWebサイトを参考につくられています。まずは自分が「良いな」と思ったWebデザインをたくさん見て、参考にしながら作成するといいでしょう。
まとめ
Webデザイン作成までの手順と、魅力的なWebデザイン作成のコツをご紹介しました。
Webデザイン作成に入る前の「準備」はとても大切です。
クライアントともよく擦り合わせてからWeb作成に入りましょう。
Webサイトを作成する意味は「なんらかの目的を達成したい」ということです。その目的を叶えられるような魅力的なWebデザインをつくるためのコツもご紹介しましたので、参考にしてみてくださいね。