イラストレーター不要!スマホでも利用可能な「Canva(キャンバ)」を使ったWebデザインの作り方

イラストレーター不要!スマホでも利用可能な「Canva(キャンバ)」を使ったWebデザインの作り方

Webデザイナーになるためにはillustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)などのスキルが必要だと、以前の記事でご紹介しました。


しかし、近年ではアプリのクオリティが高まったことで、illustratorやPhotoshopなどがなくても、Webデザインを簡単に作ることができるようになっているのはご存知でしょうか?

そこで今回は、無料で使えてスマホやパソコンで簡単にWebデザイン作成ができるアプリ「Canva(キャンバ)」についてご紹介いたします。

Canvaとは、スマホやパソコン・タブレットなどで使えるグラフィックデザイン作成アプリです。オーストラリアで誕生したアプリですが、現在では日本でも多くの方が利用しています。

Canvaの特徴①無料で永続的に使える

有料アプリが多い中、Canvaは無料で使うことができます。

無料プランでは使用できるテンプレートや素材などに制限があるものの、クオリティ高いWebデザインが作成できます。

また、Canvaは「デザイン作成〇回まで」といった制限もないため、永続的に無料で使用できる点も特徴です。

Canvaの特徴②豊富なテンプレートや素材

Canva では、61万点以上のテンプレートと100万点以上の無料写真、300種以上のフォントが用意されています。

他にもイラストや図形なども豊富に揃っているため、自分で最初からグラフィックを作成したり写真撮影をしたりする必要がありません。

組み合わせやカスタマイズも自由にできるため、自分次第でオリジナリティあるWebデザインを作ることができます。

Canvaの特徴③動画も作成可能

Canvaは、Webデザインの静止画像だけではなく動画を作成することもできます。

SNS掲載用の簡単に動く動画から、YouTubeにアップロードする動画まで作成できるため、動画編集用アプリを別でインストールする必要ないのが便利です。

Canvaの特徴④写真加工も簡単

Canvaでは、Photoshopさながらの写真加工も可能です。

透明度やエフェクトなどをスライダーで調整できたり、加工した写真上にテキストを配置したりすることも簡単に実行できます。

Canvaの特徴⑤有料プランでよりクオリティアップ

無料でも十分クオリティ高いWebデザイン作成が可能ですが、より質の高いWebデザインを求めるのであれば、有料である「Canva Pro」の利用が断然おすすめです。

有料プランは使えるテンプレートや写真・素材・フォントなどの数も大幅に増えたり、サイズ変更が簡単にできたりします。

Canva(キャンバ)の使い方

難しい専門用語なども少ないので、初見でも直感的な操作ができることがCanvaの最大の魅力。ここからは簡単に使い方をご紹介いたします。

Canvaの使い方①まずはCanvaにログイン

Canva公式サイト(https://www.canva.com/ja_jp/)にパソコンでアクセスするか、スマホのアプリ取得画面で「Canva」と検索し、インストールしましょう。
指示に従って登録をし、トップ画面が表示されたらログイン完了です!

Canvaの使い方②デザイン作成をクリック

「デザインを作成」ボタンをクリック(またはタップ)すると、Webデザインはじめ、あらゆるデザインを作成することができます。


「おすすめ」で、「Instagramの投稿」や「YouTubeサムネイル」などがあるため、その中から選ぶか、相応しいものがなければ「カスタムサイズ」を選択して作成したい画像サイズを入力しましょう。

Canvaの使い方③テンプレートを選択する

サイズを決めるとキャンバス画面が開きます。真っ白の状態から作成することもいいですが、よりスピーディーにWebデザインを作成するなら「テンプレート」を選択することがおすすめ。

「テンプレート」ボタンをクリックし、検索画面で文字入力をします。


例えば、飲食店のWebデザインを作成するのであれば「食べ物」などと検索し、理想のテンプレートを選択しましょう。

Canvaの使い方④テキストで文字入力

「テキスト」ボタンをクリックすると、あらゆるフォントを選ぶことができます(文字入力後でもフォント変更可能)。

文字の配置や色なども自由に選べるため、バランスやWebデザインの目的を考えながら作成していきましょう。

Canvaの使い方⑤アップロードでオリジナル素材使用可能

「アップロード」ボタンをクリックすると、端末にある画像などをCanvaで使うことができます。「クライアントのロゴを入れたい」「このイラストを使いたい」などといったときに利用しましょう。

Canvaの使い方⑥素材でデコレーション

「素材」ボタンをクリックすると、豊富な写真やイラストが出てきます。

配置の仕方や色の使い方でオリジナリティを出すことができるため、Webデザインセンスを活かしながら、あなたらしさを出すといいでしょう。

Canvaの使い方⑦ダウンロードで完了

ファイルの種類を選び、ダウンロードをクリックするとパソコンやスマホなどの端末に保存されます。そのままメールなどで添付し、クライアントに確認してもらいましょう。

まとめ

今回は、Webデザイン作成が簡単にできるアプリ「Canva(キャンバ)」についてご紹介しました。

Canvaは他の人と共有してデザインすることもできるため、チームでWebデザインに取り組むときにも使い勝手がいいですよ。

IllustratorやPhotoshopはソフトを入れるために費用がかかりますが、Canvaは無料で使用できるので、今からWebデザイナーを目指す方にとってはハードルが低いこともおすすめポイントです!

Canvaセミナーは、あちらこちらで開催されているので、まずは一度利用してみてくださいね。